うちわえび
形は奇妙ですが、堅い甲羅に閉ざされた身は正に絶品。
モチモチで甘〜い身はお刺身はモチロン、甲羅のまま焼けば、ビールがゴクゴク!
殻だって捨てられません!
お味噌汁のダシにすれば、普通の味噌汁が料亭の味に大ヘンシン!
そしてなによりうれしいのがこの安さ!
伊勢海老のような知名度はありませんが、
季節になると地元五島の料亭や居酒屋では、
「うちわあるょ〜」「焼いといて!」なんて言葉が普通に飛び交うくらい親しまれている食材です。
特徴 名前の通り幅広い体型で丸い輪郭はのこぎりのように鋭い歯で縁取られています。エビのくせに、かなり変な形をしています。
(このエビを見て、ウルトラセブンに出てきた『ビラ星人』を連想してしまいました。)
どうやっているのかわかりませんが、「パチ、パチ」という音を出すとのことです。
このエビは、エサの少ない深海でエネルギー消費を抑えるため、通常は砂に潜っていることが多いということです。
近縁腫に、オオバウチワエビというのもいます。
食べ方 刺身(刺身は氷にさらすのもいいようです。) 味噌汁(刺身にした残りの頭と、殻で出しを取るのが、無駄が無くていいですね。)
ゆで(塩分濃度3.5%位で、中火で15分位) 他 てんぷら、蒸し、煮付け、寄せ鍋、ホイル焼き、マヨネーズ焼き、など何でもOK
水深100m程度の砂泥域に生息しています。
体長は約20cm、姿形は名前が示すとおり「うちわ」のような扁平な形をしていますが、
イセエビに近い仲間です
また、「パチ、パチ」という音を出すことから「パッチンエビ」とも呼ばれています。
ちょっと見たところ、食べられるところが少ないようですが、実際に捌いてみると、
思ったよりも身が詰まっています。
イセエビに似て大変おいしく、また、価格も手ごろなので、
漁村によってはイセエビより重宝がられています。
料理方法としては、刺身、味噌汁、てんぷらなどの他、ゆでたり、蒸しても、おいしくいただけます
以上の事柄からもわかる通り、「うちわえび」は地方によりかなり呼び名が変わる
生き物の様だ
ざっとみただけでも「ぞうりえび」「朝鮮えび」「パッチンえび」「きんちゃくえび」
「ぱちぱちえび」等‥
呼び名はさまざまだが「味が良い」のは間違いありません。